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映画の脚色とプロパガンダ [ニュース(国際)]

映画は、所詮、フィクションです。
それぞれの国が、都合のよい歴史を描くのはしかたのないことです。

いろいろな国で制作された教養番組をみます。有名なところでは、BBCのドキュメンタリーや教養番組ですが、ケーブルテレビを視聴するようになってから、いろいろな国の番組を見ることができるようになりました。
余談ですが、BBCは世界的に名の知れた存在のようです。日本のNHKも、民法と比較すれば、機材の性能も予算も格上なのですが、世界的な認知度と予算面では、BBCにはかないません。機材と予算の差は、ネイチャー系の番組を見れば、一目瞭然ですから。
・・・脱線しました。

数年前に、ケーブルテレビを視聴するようになって、中国や韓国のドキュメンタリーや教養番組も見るようになりました。その間、尖閣諸島問題やらいろいろな問題がお隣さんたちとは勃発してしまい、番組の作りかたも、よくぞ日本で放映できているな、と思うものも若干あります。
あれは、韓国の教養番組を見ていたときです。
韓国で制作され、韓国のすばらしさを伝えるための番組ですから、当然といえば当然なのですが、歴史をまなび、それなりに専門書も読んでいる人間にとっては、なかなか衝撃的な内容となっていました。
正直、番組を見ているうちに、外国映画に登場する奇妙な日本人役を見ているような、心にいろいろな感情もわいてきましたが、制作している国、そしてその対象をしている視聴者層のことを考えると、当然の結果だとも思いました。

通常のテレビ番組でもそうなのですから、映画は、たとえドキュメンタリー映画だとしても、それはフィクションです。脚色もおおいに入るでしょう。そこにプロパガンダが盛り込まれていたとしても、当然です。
大切なのは、その番組や映画をみて、鵜呑みにしないことです。編集された番組・映画を、フィクションとして取り扱い、批判的に見ることが大切です。
近年、日本でも見られることですが、フィクションを、フィクションとして見る余裕がなくなっていることも事実です。だからこそ、大切な情報を発信することを怠ってはなりません。

その意味で、毛沢東の扱いに対して、いろいろとモノ申してしまうのは良いことです。
この『カイロ宣言(The Cairo Declaration)』を中国がどのように利用するのか、注視したいと思います。








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