フィンランド公認サンタが破産? [ニュース(国際)]
サンタクロースにたいして夢を抱かなくなったのは・・・幼稚園児のころでした。
クリスマスを控え、幼稚園で、紙と毛糸でつくった大きな靴下や飾りを作りました。確かあれは、翌日にクリスマスパーティをする、という日の午後です。普通の園児はすでに帰宅している時間帯です。私は、幼稚園内で行なわれている某教室に通っていたので、そのまま園に残っていました。
教室が終わり、親が迎えに来てくれるまでの少し時間があったので、お手洗いに向かった、幼い日のピュアな私は、・・・見てしまったのです。
お母さま方と先生が紙の靴下にプレゼントを詰めているところを。
あの衝撃たるや、もう破壊的です。
自分が目にしたものについて、大学を卒業するまで誰にも話せなかったほどです。
わが家は、キリスト教を信仰しているわけではなかったので、クリスマスにかんしてはさほど夢をみていたわけではありませんが、かといって、毎年、幼稚園で配られていたクリスマスプレゼントが、お母さま方と先生の手によって用意されていたことなど、気づきたくもありませんでしたね。
完全に、トラウマです。
そんな私の暗~い過去をえぐってくれたのが、今回のニュースです。
フィンランドの公認サンタクロースが破産したという。
公認サンタクロースなるものが登場したときには、あの、トナカイのソリで夜空をかけるサンタクロースはフィクションかもしれないが、サンタクロースなるものは、フィンランドに存在したのだな、と妙に心があたたかくなったことを覚えています。
しかし、少し考えればわかることなのです。あれは、観光アトラクションのひとつであり、サンタクロースは、そのアトラクションを運営する会社に雇われたサラリーマンだということを。
20日の裁判所記録によると、そのアトラクションを運営する会社・ディアノルディア(Dianordia)が、税金20万ユーロ(約2800万円)以上を滞納し、税務署が裁判所に破産の申し立てを行ったとのこと。つまり、会社がなくなれば、サンタクロースも解雇です。
なお、経営難の原因が、ギリシャ、スペイン、イタリア、ポルトガル、ロシアからの観光客が各国内の景気後退に伴って減少したことということで、ユーロ圏の経済問題がサンタクロース問題に深く関わってくるとは、夢もなにもあったもんじゃありません。
そして、また、明らかになった情報が。
フィンランドのラップランド(Lapland)地方のロバニエミ(Rovaniemi)にある「公認サンタクロース・オフィス」によると、今回、破産の申し立てを行った会社は、「サンタクロース村」の施設の1つでしかないということです。
公認サンタクロースについては、一部、公認であると詐称した不届きなサンタクロースもいるという情報もあり、もう、クリスマスにたいする夢を失った身としては、「ああ、そう」で済ませられるニュースですが、せめて、まだ真実を知らない子どもたちの夢を壊してほしくないと願うばかりです。
クリスマスを控え、幼稚園で、紙と毛糸でつくった大きな靴下や飾りを作りました。確かあれは、翌日にクリスマスパーティをする、という日の午後です。普通の園児はすでに帰宅している時間帯です。私は、幼稚園内で行なわれている某教室に通っていたので、そのまま園に残っていました。
教室が終わり、親が迎えに来てくれるまでの少し時間があったので、お手洗いに向かった、幼い日のピュアな私は、・・・見てしまったのです。
お母さま方と先生が紙の靴下にプレゼントを詰めているところを。
あの衝撃たるや、もう破壊的です。
自分が目にしたものについて、大学を卒業するまで誰にも話せなかったほどです。
わが家は、キリスト教を信仰しているわけではなかったので、クリスマスにかんしてはさほど夢をみていたわけではありませんが、かといって、毎年、幼稚園で配られていたクリスマスプレゼントが、お母さま方と先生の手によって用意されていたことなど、気づきたくもありませんでしたね。
完全に、トラウマです。
そんな私の暗~い過去をえぐってくれたのが、今回のニュースです。
フィンランドの公認サンタクロースが破産したという。
公認サンタクロースなるものが登場したときには、あの、トナカイのソリで夜空をかけるサンタクロースはフィクションかもしれないが、サンタクロースなるものは、フィンランドに存在したのだな、と妙に心があたたかくなったことを覚えています。
しかし、少し考えればわかることなのです。あれは、観光アトラクションのひとつであり、サンタクロースは、そのアトラクションを運営する会社に雇われたサラリーマンだということを。
20日の裁判所記録によると、そのアトラクションを運営する会社・ディアノルディア(Dianordia)が、税金20万ユーロ(約2800万円)以上を滞納し、税務署が裁判所に破産の申し立てを行ったとのこと。つまり、会社がなくなれば、サンタクロースも解雇です。
なお、経営難の原因が、ギリシャ、スペイン、イタリア、ポルトガル、ロシアからの観光客が各国内の景気後退に伴って減少したことということで、ユーロ圏の経済問題がサンタクロース問題に深く関わってくるとは、夢もなにもあったもんじゃありません。
そして、また、明らかになった情報が。
フィンランドのラップランド(Lapland)地方のロバニエミ(Rovaniemi)にある「公認サンタクロース・オフィス」によると、今回、破産の申し立てを行った会社は、「サンタクロース村」の施設の1つでしかないということです。
公認サンタクロースについては、一部、公認であると詐称した不届きなサンタクロースもいるという情報もあり、もう、クリスマスにたいする夢を失った身としては、「ああ、そう」で済ませられるニュースですが、せめて、まだ真実を知らない子どもたちの夢を壊してほしくないと願うばかりです。
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