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「金八先生」のモデル、教育評論家の三上満さん死去 [ニュース(教育)]

ドラマ「3年B組金八先生」のモデルとしても知られていた、教育評論家の三上満氏が21日、食道がんで死去したという。享年、83歳。

東京大学教育学部を卒業後、1955年に東京都公立中学校の社会科教諭となり、非行対策などの教育実践を積み重ねたことから、その実践が「3年B組金八先生」のモデルになったといいます。
まず、このドラマにモデルがいたことに、軽い衝撃を受けました。
でも、確かに、モデルが必要ですよね。

1984年に放映された大映ドラマの代表作「スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜」も、京都市立伏見工業高等学校ラグビー部とその監督で元日本代表フランカーの山口良治氏をモデルとしていますから。一時期のトレンディードラマや、近年のドラマはともかく、教育現場を扱う場合は、特殊な業界であるから、モデルというものがないと、なかなかリアリティは演出できないと思いますし。

三上氏は、その後、教職員組合役員を歴任し、労働組合にも関わり、その延長線上で1999年4月の東京都知事選に立候補したのだろうと思いますが、選挙落選後の人物のその後の人生を描くのもおもしろいかもしれません。それにしても、政策理念として政党をチョイスするのは良いのですが、どこから出馬するかというのも、なかなか難しいものですね。

戦後の教育変遷をみるためにも、三上氏の著書というのは目を通してみたいと思います。
そもそも、非行問題は、ひとつのキーワードになっていますから。
それにしても、公立の中高出身の教員、特に校長経験者のセカンドステージというのは、似たようなルートが多いな、と思う今日この頃です。







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