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DAIGO、24時間テレビでみせた「愛されキャラ」の秘密:芸能界で生き抜くための3要素 [ニュース(エンタメ)]

24時間テレビのチャリティーランナーに選ばれた歌手でタレントのDAIGOさん。
彼はなぜ「愛されキャラ」になれたのでしょうか。というより、「愛されキャラ」であることを、24時間テレビで知らしめた、と表現していいのかもしれません。
24時間テレビのランナー指名の際の、絶対に断れない状況に追い込んだ番組構成には、マイナスな思いすら抱きましたが、彼は、さわやかに、そして、真摯に、誠実にその役割をつとめ、ゴール間近で見せたピュアな姿とその号泣は、見る者に感動を与えました。私も、彼の対応には感心しましたし、好感度もあがりましたし、ブラボーといいたいです。
DAIGOさんは、バライティや情報番組にも出演しており、朝から晩まで、彼を見ない日はありません。そして、24時間テレビの際には、番組宣伝のためにさまざまな番組に出演し、それまで以上に彼の姿を見ましたが、なんということでしょう、まったく飽きることがないのです。これほどメディアに登場しても、視聴者を飽きさせないというのは、テレビ局としてもスポンサーとしても、非常に良い人材です。

現在の芸能界で生き抜くために必要な要素として、「親しみやすさ」「誠実さ」「清潔感」があるといいます。
よく、嵐のメンバーが例にあがりますが、彼らの人気の秘密もこの3要素です。加えて、メンバー同士の仲の良さが特徴。CMなどでも、メンバー全員が出ると、ひとりずつの出演料よりも割増になるそうですから、メンバーとしての価値が高いのです。
DAIGOさんも、この3要素を、おそらく高いレベルで持ち合わせていると思われます。

「親しみやすさ」は、「いいところのお坊ちゃん」なのに、よくトークでも披露されていますが、常識的な感覚を持っているところがポイントでしょう。それなりに悩みを持ち、それを克服してきた姿。そして、24時間テレビでも吉野家の牛丼を食べる姿が出ていましたが、あの庶民感覚。あれを見て、吉野家に走った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに私は、テレビに出ている食べ物を、食べたくなるタイプです・・・。

「誠実さ」「清潔感」は、人の悪口をけっして言わないこと、そして、とにかく行動やしぐさがスマートです。
よく、彼の育ちの良さが語られますが、竹下家の教育が良いのでしょうね。

ご存じのように、彼のおじいさんは、竹下登元首相です。
「人たらし」といわれ、気配りがあり、目配りがあり、そしてカネ配りのよかったあの竹下元首相です。
竹下元首相は、お坊ちゃんとか、人柄が良いなどといわれますが、ただニコニコしてたわけではありません。政治の世界の中で、首相にのぼりつめた彼には、人柄だけではない、それなりの要素があるのです。

「汗は自分でかきましょう。手柄は人に渡しましょう」

竹下元首相のことばです。彼は、それを実践した政治家でした。
当時、竹下登、安倍晋太郎、宮沢喜一、中川一郎などの主だった政治家の中で、竹下元首相は、最年少で官房長官になるほど出世が早かったのです。そうすると、どこの業界でもありますが、周囲からの嫉妬ややっかみがあるのが当然です。それに対し、竹下元首相は、手柄を人に渡すことで、少しでもこのリスクを下げようとしたのでしょう。「情けは人のためならず」ということわざがありますが、日頃から一生懸命に働いて汗を流し、人のためにがんばっている姿を見せることで、いずれは必ず自分に返ってくるはずだと考えていたのかもしれません。「汗は自分でかきましょう。手柄は人に渡しましょう」ということばからはそのことがうかがえます。

「人間関係が細いか、太いかで政治家の将来が決まる」とよく言われますが、竹下元首相は、まさに人間関係の達人といってよいかもしれません。周囲に気を配り、貸しをつくり、敵をつくらない戦略と根回しによって、着実に政治家として上に登っていったのです。

もう、人間関係に悩む人たちのバイブルですよ。

このおじいさんの姿を、DAIGOさんは見て育ってきたわけです。
無意識のうちなのか意識的なのかはわかりませんが、DAIGOさんの現在の姿のルーツを、おじいさんに見るようです。

人の悪口を言わない、というのは、本当にすばらしい要素です。尊敬に値します。
又吉直樹(ピース又吉)氏の記事でも書きましたが、人の悪口を言わないというのは、なかなかにできるものではありません。それができる人は、尊敬しますし、見習いたいと思うわけです。


ちなみに、個人的に、DAIGOさんの好感度が上がったきっかけは、「志村どうぶつ園」で、2010年からはじまった「DAIGOとニホンザルの赤ちゃん・さくらの旅」でした。その後、さくらは卒業し、新たにいずもとの旅「DAIGOとニホンザルいずもの旅」がはじまり、それも終わりましたが、彼のニホンザルの赤ちゃんへの対応が、本当に「誠実」そのものでした。

24時間テレビで、DAIGOさんのゴールシーンの視聴率は、番組最高視聴率(34.6%)だったそうです。
視聴率をもっている男として、彼の今後が気になります。






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